ごきげんよう。
綾崎です。
今回は、イラストの中でも目の塗り方、所謂目イキングをご紹介します。
紹介するのは、こちらのイラストの塗り方です。
アイドルマスターシンデレラガールズの新人アイドル、夢見りあむちゃんです。
アイドルですから、キラキラしたお目々を目指しました。
PC:Mac book Air
ペンタブ:wacom Intuos Comic
ソフト:Clip Studio Paint debut
特筆事項が特にない場合、以下のような意味合いで各単語を使っています。
Gペン…Gペン(デフォルト)
ブラシ…水彩の塗り&なじませ(デフォルト)
レイヤー…通常ベクターレイヤー
今回は塗りメインのため、ラフは割愛させていただきます。
Gペンで描きました。
まつげの部分もベタ塗りで、1枚のレイヤーです。
線画レイヤー用のフォルダの中に、眉毛、鼻、口などと一緒に、顔パーツレイヤーとして1枚用意しています。
白目と黒目でそれぞれレイヤーを作成します。
白目部分がわかりにくいので、ここだけ肌色を置きますね。
この上に線画レイヤーがあります。
まず、ベースの上に新規レイヤーを作成してクリッピングマスクで黒目のベース色より彩度が高く明度の低い色で、上半分にブラシでグラデーションをかけます。
この後の新規レイヤーは、全て同じようにベースの上にクリッピングマスクでマスクしてます。
新規レイヤーを作成し、同じ色で瞳孔を描きます。
こちらはGペンです。
同じレイヤーにそのまま、虹彩っぽいものと縁取りを描き加えました。
画像の作り方ミスったんですが、更に新規レイヤーを作成し、瞳孔に少し光を入れてます。
次に、新規のレイヤー追加し、反射光を入れます。
今回は、髪の毛のインナーの色をメインに、目の下の方とまつげの際(きわ)に少し色をのせました。
上に入れる方は、後で描き込むハイライトと逆サイドに入れるようにしています。
とはいえまぁ、ここの形は正直、ノリと勢いです。
好きなイラストレイターさんのイラストとかを研究して、ご自分の好みの描き方を探ってみてください。
私もまだまだ手探り状態です…。
新規レイヤーを作成し、更に光を追加します。
レイヤーモードは加算(発光)です。
今回は、髪の毛の地の色を使いました。
ブラシで、下半分(瞳孔にかぶるくらい)に丸くと、上のまつ毛の際(きわ)にうっすら入れました。
更に新規レイヤーを追加して、Gペンでハイライトを入れます。
今回は、左上と右下。
正円や楕円より、ぐにゃぐにゃっとした丸で描き込むと、うるっとした雰囲気になる気がしています。
最後に、線画の色を調整します。
わかりやすいように髪の毛の線画レイヤーを表示させました。
新規レイヤーを目の線画の上にクリッピングさせ、髪の毛のかかる部分と、まつげの先に、茶色をのせます。
今回は馴染みそうな色をなんとなくでチョイスしましたが、髪の毛がかかる部分は、髪の毛を塗り込んだ一番濃い影の色をのせると馴染む気がしています。
更に、黒目の上のあたりのまつ毛にブラシでうっすら青色をのせて、目の塗り完成です!!
改めて、完成したイラストです。
ちなみに、場合によって白目にも影を置くことがあるのですが、明るい色のイラストの場合は暗くなりすぎて感じることもあるので、今回は描きませんでした。
ざっくりとしたメイキングとなってしまいましたがいかがだったでしょうか。
少しでもお役に立てたら幸いです。
それでは。